はんぺんが、無い。
昨日から探しているのに、無い。
2軒のスーパーを回ったのだが、どちらも売り切れだった。
そんな・・・はんぺんは伊達巻を作るときの必須アイテム。困った。
あの、白くて四角でふわふわして塩味しかしない、「無個性」を絵に描いたような、もしくは「あなた色に染まります」とこびる従順なデステモーナのようなはんぺんはどこへいったんだ。反乱か、革命か?助けて紀文さん!
 
それと今の時期、正月用根菜類の値段が高いのにムカつく。乾物類は早めにまとめ買いをしていたが、野菜類はあまり早く買うと傷んでくるし・・・。  くそっスーパーめ、客の足元見やがって・・・・。
 
・・・買い物で疲れた神経を癒すには休養が一番。大掃除と年賀状出しは明日する事にして、ココアでも飲んでゆっくりしよう。
 
テレビは特番みたいなのばかりで、(昨年はNHKで映像の世紀を放送していたが)面白くないので、結局本を読んで過ごす。
日常の雑務で疲れた時は、すごくリッチなもの、現実とかけ離れた優雅なもので、逃避をしようということで、辻 静雄さんの「フランス料理の手帖」と、邱 永漢さんの「旅が好き、食べることはもっと好き」をパラパラと眺める。
 
キャビアの本格的な食べ方、世界最高三ツ星レストランのメニュー、食卓の音楽の歴史、20余年、ヨーロッパを中心に最高の味を求めてきた辻さんのエッセイは、優雅さが凝縮している。もちろん贅沢なだけでなく、フランスのお百姓さんが食べる地元料理の言及も忘れない。            また邱さんは、ヨーロッパはもとより、香港を始めアジアの最高料理を味わい尽くしている。
                                            私はグルメではないので、この2人が味わった料理を追体験したい!とは願わないが、ゆとりのある暮らしや、その考え方は羨ましい。
 
ところで邱さんは、著書の中で、コロンボのリゾートホテルを推賞している
まるで自分がインド総督になったのではないかと思わせる、ホテルのサーヴィスの雰囲気、そして海岸線が西を向いているので、どのホテルに泊まっても夕陽の落ちていく海辺が大そう美しいとのこと。
きっと邱さんは美しい夕陽を何度も眺めたのだろう。
 
今そのスリランカのコロンボは、津波で大きな被害を受けている。       
 
2人が褒め称えたホテルやレストランも、今も盛況かというと、そうでもない消えてしまったのもある。それはせん無いことだ。
 
さて、明日はルイ王朝の食卓に思いを馳せながら、はんぺんを買いに行こう。
 
 
 
 
 
機関車
フランス料理の手帖
旅が好き、食べることはもっと好き