水芭蕉ほりえもんとニッポン放送の動向が気になる今日この頃だが、私にはニッポン放送=オールナイトニッポン=ラジオ局というイメージがある。さらに連想して、ラジオ局の買収というと、バブル時代に見た「ワーキング・ガール」という映画を思い出す。

証券会社勤務の、ちょっと色っぽいお姐さんが主人公の、コメディタッチ・サクセスストーリーだ。演ずるメラニー・グリフィスは、キャラ的には、「向上心のあるブリジッド・ジョーンズ」という役柄で、姑息な女性上司や理解のない周囲の人と戦いながらも自分のキャリアを築いていく。かなりご都合主義な部分もあったが、楽しい映画だった。

ラジオ局の買収(合併?)というのが、この作品の大きなヤマで、その局の目玉番組というのが、合併劇に大きく関わってくる。

 

さて、話は変わって、最近「オールナイトニッポン」は、とんと聞かなくなったが、深夜たまにNHKの「ラジオ深夜便」を聞くことがある。

「ラジオ深夜便」、これを考え付いた人はエライ!。年寄りは眠りが浅い。だが目が覚めたといって、家の中をうろうろしたり雨戸をガタガタ開けたりしたら、家人や同居している息子の嫁にうざがられる。視力が弱っているので、枕元で新聞や本を読んで時間を潰すのもおっくうだ。そんな時、このラジオ番組は最高の友になる。

しかも番組が終始、静かなのが良い。「いつでも寝て良いですよ〜」というメッセージが伝わるようだ。まさに、スポンサーに左右されないNHKの利点を大いに利用している。だから聴取者は安らかな気持ちでラジオを聞くことができるのだ。

テレビの「ストレッチマン」と「ラジオ深夜便」がある限り、NHKの受信料は払おうと思っている。

このたびのほりえもんの、最終目的はわからないが、ラジオ局というのは、聞く人を感動させてナンボの世界だろう。それさえ自覚していれば乗っ取ろうが何しようが彼の自由だと思う。

    


眠れぬ夜のラジオ深夜便
わたしの新幸福論―NHKラジオ深夜便