昨日レンタルビデオ屋で、中学生集団のイジメ(と言うかカツアゲ?)を目撃。コーナーの、店員の目に入らない場所で、10人ぐらいの学生服の男らが、1人の男の子を囲み「バカ」「死ね」など罵詈雑言の嵐。気の弱そうなその子は、泣きながら1000円札を差し出していた。

もちろん私は見て見ぬふりしましたよ、ええ卑怯者ですとも。正直こわいです、私にどうしろと。

でも、私がそばにいることに気づいた何人かの子の「通る人に迷惑だからヨソ行こう」の言葉には苦笑い。おまえら、他人に気を使う前に・・・・・・。

さて、砂をかむ思いでレジに向うと、そこが長蛇の列。「そうか連休前だから・・」

ビデオを見て休日を過ごすのも、すっかり普及したなぁ。昔は、カウチポテト族とか呼ばれてたけど。

そういえば16年前、昭和天皇が崩御した時、どのレンタルビデオ屋もほとんど貸し出し状態だったっけ。テレビの歌舞音曲が自粛され、連日皇室報道ばかりだったので、特需となったわけだ。

その後に生まれた平成っ子が、今やレンタルビデオ屋で、大きな顔してカツアゲしてるのね。もちろん責任の大半は、私ら大人だ。

生活が苦しくても子供を私立にやらせたい親の気持ち、わかるなぁ、などと無責任なことをほざきつつ、店をあとにした。

植木