久しぶりにゴダール監督の名作「勝手にしやがれ」をDVDを見た。ジーン・セバークのファッションはほんとに素敵だ。ボーダーのTシャツとプリーツスカート。またノースリーブのワンピースにカーディガンをさりげなくはおったり。

そして1つ発見したことが。始めの方で彼女が着ていた「NEW YORK HERALD TRIBUNE」ロゴのTシャツが、実はリブ編みのニットだということ。薄手だからTシャツだとずっと思い込んでいた。

からだにピタッとしたニットだから、丈が短めのパンツと相まって、ジーン・セバークをよりキュートに見せていたわけだ。

Tシャツはシンプルだし廉価で種類も多いが、やはり優雅さに欠けると思う。そして緊張感がない。大き目のTシャツを着てお腹とお尻をかくそうなんて、姑息な考えを持ってると、たちまち見た目に表れてくる。弛緩した考えは弛緩したからだを作るのだ。

今年の夏はTシャツの着たきりスズメはやめ、もっとからだの線を意識した服装を心掛けよう。まずそれまでに、二の腕やお腹の肉をどうにかしなければいけないが・・・。

  
勝手にしやがれ
ジーン・セバーグ・コンプリート