もし拙ブログをご覧の方で、身内や知人を風邪で亡くした方がいたらごめんなさい。実は私の理想の死は、風邪をこじらせ病死することなのだ。
 
未知の病原菌とか原因不明の奇病に冒されるより、慣れ親しんだ病気の方が、安らかに逝ける気もするし。
 
理想としては、風邪で3日ほど家で寝ていたが4日目の朝、気分よく目覚める。家族はホッと安心して外出する。昼、お腹が空いたのでおじやを1人分作り、半分だけ食べ、お茶を飲み、ちょいと横になる。そして夕方帰宅した家族は、眠るように死んでいる私を見つける・・・・。
 
なぜこんな事を考えるのかと言うと、最近、問題ばかり起こしているショーケンの記事を見て、ふと彼の主演したテレビドラマ「傷だらけの天使」を思い出したからだ。最終回、水谷豊扮する弟分のアキラは風邪で死ぬ。
 
当時の人気番組、「太陽に吠えろ」の松田優作の派手な殉死より、風邪であっけなく死んだチンピラの方が、なぜか深く心に残り、私の理想の死となった。
 
さて、相変わらず'70年のやんちゃ時代を引きずっているショーケン、がんばれ。そのマヌケな生き方、好きだ。
 
 
 

傷だらけの天使 Vol.13