以前福岡ドームへダイエー(現ソフトバンク)戦を見に行ったときの事。
試合前の国歌斉唱の時、起立しようとした私に連れの友人が「立たなくていいよ!」と強行に押しとどめ、「えぇ、どうしてよ?」と、ちょっとした小競り合いになったが、小心者の私は、このままけんかするのもアレだしぃ〜と思い、結局腑に落ちないまま彼の言葉に従った。
よく考えたら友人は学校の先生。「日教組ってやっぱ合わんわ」とあらためて感じた。
私は思う、気楽に野球観戦ができるのは、日本が平和で豊かだから。それに感謝の意を表すのがなぜいけないことなのか。
日本という国は私にとって「母親」のようなものだ。確かに欠点もあるし過去には誤まったこともしただろう。だがそれでも私をいつくしんで育ててくれた、かけがえのないものだ。愛しているし、悪口を言われたら悲しくなる。
ごく自然にわいてくる国を愛する気持ちを、非難する権利はだれも持っていないはずだ。
さて話は変わり、歴史教科書が今問題になっているが、私が学生の頃、日本史の授業において昭和以降はほとんど習わなかったように思う。(時期的に3学期の終わりころで、先生も「ここらは試験に出ないし〜」てな感じではしょっていた記憶がある)
現役の社会科の先生は、今なにを考えているのだろうか。このままじゃあまりに不毛だ。