最近拙ブログの内容が「映画」ばかりで、これじゃ「活字中毒」じゃなくて「活動写真中毒」だな、とか思ったりするのだけれど、もちろん本は読んでいるのだ。
ただあまりに乱読で、読み止しのまま別のジャンルの本に手を出すという具合で、計画性のないことおびただしい。
さて、最近やっと本棚を整理し、途中まで読んで中断しているのを集めてみた。
あるわあるわ、『金閣寺』(三島由紀夫の代表作品) 『罪と罰』(ドストエフスキーの代表作品) 『雪国』(川端康成の以下同文) 『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』(塩野七生女史の傑作) 『華麗なるギャッツビー』(フィッツジェラルド。村上春樹絶賛) 『人民は弱し 官吏は強し』(星新一の渾身の作)など他多数・・・・・・。
みな好きな作家であり、しかも名作いわゆる本流ばかりなのに。
コンビニで売っている怪しげなノベルズやハウ・ツーものは、あっという間に読みほしてしまうのに、名作に対するこのぐずぐず加減は何だろう。
いかに自分が読書に対して傍流であったかが分かる。
こうなったら今から年末までを、「読み残した本を完読しようキャンペーン」とし、読み切ってしまおう。
多少は知的になって新年を迎えたいものだ。