0289東京近隣の県は何故か不遇である。特に埼玉県や茨城県はメディアにおいて、「中途半端な田舎」「ダサい」と酷評されることが多い。

いっそ九州や東北といった本物の田舎は「地方文化圏」として敬意を払われているのに、その差は一体なんだ?ムリすれば都心に遠距離通勤ができる、ビミョーな距離のせいか。

さて、「下妻物語」は茨城県下妻を舞台にした青春映画である。

桃子役の深田恭子ちゃんがすごい。大根なのにベテラン女優の風格がある。彼女が演ずるのは、ヤンキーの国ジャージランドに生まれ、下っ端極道を父として持ちながら、なぜかロココ調ロリータファッションに魅せられている少女だ。

そして今どき暴走族レディス、イチ子役の土屋アンナ。日本で一番ロリータファッションが似合うモデルの彼女が、妙に小市民的なヤンキーを好演している。

・・・見終わった後やられたな・・と思った。斬新でポップな映像の中に、変わらない友情の姿が垣間見られるのだ。たくさんの友人を持つより、ひとりの友と深く心を通わせる方が人生愉しいかもしれない。

それにしても、郊外の町にイオングループ、よく似合う。

 

 
下妻物語 スタンダード・エディション