CH020映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還SEE」(未公開映像を付け加えた特別版)を観ていたら突然館内が明るくなりびっくりした。何と休憩タイムとの事。さすがに4時間ちょっとの長丁場だから映画館側も考慮したのだろう。でも前回の「旅の仲間」と「二つの塔」SEEの時はなかったぞ。(つか結局全部見たのかよ!)。

上映中に「休憩」を体験したのは、これが初めてではない。昔「風と共に去りぬ」を観ていた時も、急に明るくなって休憩タイムがあり周りのお客さんがわらわらトイレに向ったのを覚えている。当時としては画期的な長さだったから。

さて、最近の映画は上映時間が長い。私が少女の頃(先カンブリア紀)は大体1時間30分前後ではなかっただろうか。今は3時間の作品もめずらしくない。

しかしながら私の集中力持続時間は90分がリミットだ。したがって長い映画を観るのは辛い。先ほどの「ロード・オブ・ザ・リング」のように自分がマニアックになれる作品や心底気に入った映画ならともかく、ただ冗長なだけの作品はひたすら耐えるしかない。

映画の長さも作品の良さを決める重要なポイントだと思う。例えばラブコメディなどは長すぎるとテンポが悪くダレてくる。その点メグ・ライアンの「恋人たちの予感」やレニーの「ブリジット・ジョーンズの日記」は大体1時間30分ぐらいで、内容もテンポも良く爽やかな余韻を残して終わっている。

映画に限らず読書や勉強、スポーツなども私の場合90分が限度だ、根性なしの人間だ。でもレム睡眠とノンレム睡眠も、90分毎に繰り返すって聞いたことがあるが関連性はあるのかな?

そんなわけで映画を観に行くとき、内容よりもまず上映時間を気にするようじゃもうだめじゃん。

             


ブリジット・ジョーンズの日記