現在、日本でブログ人口はどれくらいだろうか。ある統計によると2005年3月末でアクティブブロガー(月に一回以上更新)が95万人だそうだ。
 
縁起でもないことを言って申し訳ないが、その中には当然体の弱い方もいれば病気の方もいる。また元気であっても交通事故や災害に巻き込まれることもある。
 
ある日突然、主人を亡くしたブログは、消されることもなく、誰にも知られないまま、生きていた主人の念だけを抱えネットの海をさまよう。
 
「このごろB君はどうしたんだろう・・」。A君はひとりごちた。A君もB君もブロガーだ。ある趣味のサイトで知り合った二人は、たちまち意気投合し、お互いのエントリーにコメントを入れ意見を交換しあっていた。
 
だがそのB君が一ヶ月ほど更新をしていない。普段は週2,3回はこまめにエントリーしているのに。「夏休みで旅行でも行ってるのかな、それともバイトが忙しいのか、それとも・・・」。メールアドレスを聞いてなかったので連絡のとりようがない。A君は半ば寂しく、半ば連絡のないことに腹を立て、それでも「お気に入り」から削除する事もなく、「いつか復活してくれるだろう」と、パソコンを開く度に彼のエントリーがないかチェックするのだった。
 
そして・・・お盆の蒸し暑い夜、遊びに来た親戚の子供たちから逃れ、A君は自分の部屋でパソコンを開いた。いつもの習慣で「お気に入り」にあるB君のブログを開いてみる。すると更新されている。
「あ、何だ、いるじゃ・・・・」
 
翌朝、一緒に花火で遊んでもらった親戚の子が、パソコンの前で冷たくなっているA君を発見した。死因は心臓麻痺。でもその顔はなぜか安らかで、かすかに微笑んでいた。
 
その後、A君が自殺サイトの常連だった事、7月の初めに彼とよくコメントを交し合っていた相手が、首吊り自殺を図ったことが調べで分った。その人物は男を装っていたが、実は美人の女子大生だったらしい。
 
しばらくして、その自殺サイトの人たちが1人ずつ、A君と同じようにパソコン前で不審な死を遂げている。原因はまだわかっていないが、亡くなった人は皆自分のブログを持っていた。
 
 
あなたの周囲で、最近、ぷっつり更新が途絶えたブログはありませんか・・・・・。
 
 
 
・・・あの、私の部屋クーラーないし、あまり暑いので苦し紛れにホラーの真似事してみました。お眼汚し失礼!