やっと台風14号が去って行った。時おりまだ強風が吹くが、雨もやみ、虫の音も聞こえ始めている。

おかげ様で私の周りは被害も無く、ホッとしているが、つくづく思うのは、どこよりも数多くの台風に遭遇しながらも、しのいでいる沖縄の不思議さだ。

台風は上陸すると勢力が急激に弱くなる。つまり沖縄やその離島は、上陸前の元気マンマンの台風に常にぶち当たっていることになる。それもおよそ年7回も。

そういえば以前沖縄に遊びに行った時、陸屋根のコンクリート住宅が多いように感じた。見た目は殺風景だが、確かにあれだったら風に強いだろうな。

気になって色々調べてみたら、あの漆喰で固められた赤瓦も、家の周囲の石垣も防風になるらしい。またフクギやガジュマルといった木々も防風林として植えられたという。

そして、これが一番だと思うが、やはり地域の結びつきの強さが、被害を最小限にしているように思う。

民放のテレビ番組の、一つ覚えのような大げさなリポーターの実況中継を見るにつけ、悠々睡蓮とした沖縄の人たちの対処法に、感心することしきりである。