似ている楽曲と言うのは、よくあるものだが、私が特に気になっているのが、ビギンの「島人ぬ宝」と松山千春の「大空と大地の中で」だ。イントロなんかそっくり。
作曲は松山千春のほうが先だが、よく文句が出ないものだな、と思う。

それにしても日本の端と端。それぞれが、南の島と、北の大地の自然を謳い上げているのが何とも不思議な感じだ。

さて、私は生まれてこの方、北海道に行った事がない。したがって、この地については、ヨーロッパ諸外国と同じような憧れを持っている。感覚的には韓国よりも遠いように思われる。

当然北海道の知識も乏しい。厳しい気候や、ロシアに近い地理条件など、九州の人間には想像もできない苦労があるのだろう。だからその地域の代表である議員の行動については、私は何の意見も言えない。

一時期の、鈴木宗男元議員に対するバッシングは凄まじいものであった。ワイドショーやニュースは一日中、彼の罵倒に終始していたものだ。門外漢の私でさえ、何もそこまで貶めなくても、と思ったものだが、四面楚歌の中で、ただ1人、彼の味方だったのが、松山千春であった。

歌手の松山千春にとって、人気が落ちるかもしれないという危険を冒してまで擁護したのは、友情からなのか、それとも人に言えないしがらみがあったのかは分らないが、とにかく、彼の態度を見て、口には出さぬが、心の中で拍手を送った人は結構多いと思う。

世界中の人が自分の敵になった時、たった1人、自分の味方になってくれる人がいることは、すべての人に愛されることよりも、悦びが深い気がする。

そして、今度の選挙、北の大地の人たちはどんな選択をするのだろうか。

島人ぬ宝
ベスト32