花壇北九州監禁殺人の被告で元夫婦の、松永・緒方両被告の死刑判決が言い渡された。松永被告は、それを不服として控訴するようだが、とにかく、私の住む地元で起きた、近年まれに見る鬼畜な事件、全容が明らかなるにつれ、その事件のあまりのエグさに(特に遺体処理について)地元の人たちもほとんどこの話題には触れたがらないありさまだ。(くれぐれも妊娠中の方、体調の悪い方はあまりこの事件の真相に触れないように)

佐木隆三という作家がいる。直木賞をとった「復讐するは我にあり」に代表される、真実に裏付けされた骨太の作家であり、ルポライターだ。
氏は6年前から地元北九州市に住んでいる。最初は故郷で静かに執筆活動をするつもりが大きな誤算で、この地は犯罪に事欠かない。暴力団による抗争や発砲事件はしょっちゅうだし、外国人による一家殺害など、犯罪小説のネタは盛りだくさん。故郷に帰ってからのほうが仕事が増えたという、何とも皮肉な状況である。

ごくありふれたマンションの密室で起こった凄惨な殺人事件。そこはあの家族たちにとって負のネバーランドだったのだろうか。

なぜ家族は殺し合ったのか