ラッキーセブン千葉ロッテマリーンズのファンの皆様、リーグ優勝おめでとうございます。勝利の美酒の味はいかがでしょうか。

そして、2年続けて、リーグ1位になりながらも勝利を手にすることが出来なかったソフトバンクホークス。

今更プレーオフの弊害など語りたくありません。こうなったら意地でも今と同じ条件の下で、来年こそ日本シリーズに出場してほしいものです。もしプレーオフ制度が廃止されたり条件が変ったりしたら、私どもファンが2回も流した悔し涙が無駄になりますから。

ロッテ

さて、負けはしましたが、17日は大変緊張感のある、良い試合だったと思います。私が思うに試合の流れを変えたのはロッテの初芝選手ですね。彼の打った凡打を捕ろうとして川崎とバティスタが衝突し、取り逃がしてセーフになったあたりから、ソフトバンクの守備がちぐはぐになってしまった気がします。最初「初芝」の名が告げられた時、正直なぜ盛りを過ぎた選手を起用するのだろうと思ったのですが、ベテランの持つ「気」をバレンタイン監督は感じたのかもしれません。

不思議ですが千葉ロッテマリーンズというチームに対して、悔しい気持ちは起きないのです。機動力のある優れた選手ばかりですし、先程の初芝選手は昔からファンだし、バレンタイン監督も好きです。たまたま座席がロッテの応援団のとなりだったのですが、黒い服装で統一された彼らも、少人数ながら、とてもまとまった応援をしていて、好感が持てました。

ソフトバンクホークスは誰と戦っていたのでしょうか。本当は、千葉ロッテマリーンズの向こうにある、プレーオフという理不尽な制度と戦い、またしても敗れたのだ、と思うのは敗者の繰言に過ぎないのでしょうか。
優勝

ヴァレンタイン