『プロデューサーズ』を見た。久々にアメリカンエンターテイメント!てな感じで、頭からっぽにして大いに楽しんできた。

それにしてもこの映画、シャレがきついというが、ずいぶん危ないネタマシューを使っているが、さすがユダヤ系のメル・ブルックスだからなせる技か。

ジョークの内容など、ちと分りにくいのもあったが、役者たちが芸達者のせいか、気にならずに堪能できた。特に会計士役のマシュー・ブロデリックが素晴らしい。

彼は大好きな俳優だ。80年代初主演した『フェリスはある朝突然に』は衝撃的だったし、ゲイの若い青年を演じた『トーチソングトリロジー』は名作だと思う。

だがここ最近、良い作品に恵まれていない。もちろんアメリカ国内では舞台等で活躍しているのだろうが、映画はさっぱりだ。理由としてアメリカ映画全体が、地味でシリアスな作品中心になってきたからだろうか。
今年アカデミー賞を取った『クラッシュ』や『ブロークバック・マウンテン』にしても、人間の内面を描いた地味な作品だ。

彼のようにコメディもできる才気溢れたタイプの役者には、冬の時代なのかもしれない。

だからこそ、このたび『プロデューサーズ』の彼の活躍はとても嬉しい。

そんなわけで、今から映画を見る方へ、必ずエンドロール最後まで見てね。