7月1日深夜のワールドカップ準々決勝、イングランド対ポルトガル戦。

極端にイングランド寄りの実況をする民放のアナに、ポルトガルを応援していた私は呆れてしまったが、怒りよりも逆にファイトが沸いてきて(つかこんな真夜中にファイトが沸いても仕方ないのだが)、ラスト、C・ロナウドがPKを決めた時のカタルシスは計り知れなかった。ありがとう、日テレアナ。

さて準決勝までの中休み、久しぶりにゆっくり寝てのんびり過ごそうと思っていたのに、夜になると寂しくてたまらず、普段見ないウインブルドンなどを観戦して時間をつぶす始末。

早く試合が見たいと思いつつも、いざ試合が始まると、胸が苦しくなり呻吟する。特にお互い拮抗したゲームが続くと、ああ早く時間が過ぎて欲しいと願うが、そんな試合に限って延長戦、PK戦へともつれ込む。

ワールドカップとはどうしてこんなに切ないのか。見ていても楽しさよりも悲しさ口惜しさのほうが多い。でも見ずにはいられない。だがそれも、もう終わりが近づいている。

今度の月曜の早朝、やっと苦しみが終る。そして思うだろう、ああ6月9日の開幕戦の日に戻りたいと。

降り続く雨音を聞きながら、切なさがより募ってくる。なぜ多くの人々は、あんなに陽気に観戦できるのだろうか。