ホリディ今話題の映画『ホリデイ』を観た。

キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックと、いずれもピンで主役を張れる豪華メンバーばかりだ。

クリスマスの直前、失恋した2人の女性、ロンドンとLAに住むアイリスとアマンダは、偶然インターネットで知り合い、お互いの家や車を交換し、それぞれの休暇を過ごすことになった。
そこで新しい恋が芽生え・・・・というロマンティックコメディである。

実は恋愛物が苦手な私は、この作品を、英国対アメリカ、俳優対決として観る事にしたのだが、その結果は・・・・。

英国の勝ちィー!

何といっても、ケイト・ウィンスレット、彼女が良い。

この人、あの「タイタニック」の頃から、きれいだがどこか垢抜けない印象が否めなかった。顔立ちが古風美人だからだろうか。

歴史的なコシチューム物はぴたりはまるのだが、現代物だとどうもダサくなる。

でもこの作品ではそんな彼女の個性が良い方に出ていた。

ケイト演ずるアイリスは、ロンドンの雑誌の編集者。
3年間同僚の男性に片思いし、その彼に振り回されあげく、手ひどい裏切りを受ける。まるで、「ブリジッド・ジョーンズの日記」そのものだ。

そして1人、傷をいやしに、アメリカはLAに旅立つのだが、最初のうち話し相手は近所に住む90過ぎのおじいさんだけ。

本来だったら、「こんな美人の編集者なのに、誰も相手がいないの?」と思うのだが、ケイトが演ずると、さもありなんと実感してしまう。

こういうタイプの女、意外といるんだよね。美人で性格も良いのになぜか男運が悪い。お人よしが徒になっているのか。

金持ちのアマンダのお屋敷で、大はしゃぎするところなども、いかにも田舎者っぽくておかしい。

ジャック・ブラック扮する音楽家と知り合い、2人で寿司バーで食事をしていると、音楽家の恋人から電話がかかり、彼が出て行くシーン。

1人、ぽつんとお寿司のカウンターにたたずむケイトの後姿は、まるで日本のうだつの上がらないOLそのものだ。

私としては、ジャック・ブラックよりも近所に住む90過ぎの元脚本家のおじいさんと恋仲になって欲しかった。

そんなとんでもない事を仕出かす天然さも、ケイトはあわせ持っている。

そんな訳で、やはり大英帝国は不滅なのである。ケイト