ブレンダ1979年の洋楽チャートの中に、アイルランドのバンド、ブームタウン・ラッツの『アイドントライク・マンデー』(邦題、哀愁のマンディ)と言うのがある。

これは1979年の1月、アメリカのサンディエゴで起きた、16歳の少女、ブレンダ・スペンサーによる銃の乱射事件からインスパイアされたものだ。

少女は朝、ライフルを持って近所の小学校に向かい、校庭に向って乱射した。

校長と学校関係者、2人が死亡、8人の生徒が重傷を負う。

警察に捕まったときの少女の言葉がふるっている。

『理由なんてないわ。月曜日は嫌いなのよ』

ブームタウン・ラッツの曲は、全英でチャート1位になるなど大ヒットしたが、今聴いてみると、たいした楽曲ではない。話題性が先行したのだろう。

この曲を作ったのは、バンドのリーダーでありボーカルのボブ・ゲルドフ。機を見るに敏な男だ。

やがて彼は、バンド活動そっちのけでチャリティ活動に没頭し、80年代のライブエイド、そして2005年のLIVE8を大成功に収めた。

今やノーベル平和賞の候補になり、サーの称号で呼ばれる、ボブ・ゲルドフ様だが、一連のライブエイドや、それに付随するもの(ホワイトバンド活動など)に懐疑的な私は、どうもスッキリしない。

さて、銃撃犯ブレンダは、今も刑務所に入っているらしい。
なんでも4回、仮釈放を申請したらしいが、いずれも却下されているという。

奇しくも、先日バージニア工科大学で起きた銃乱射事件も、4月16日、月曜日だ。

バージニアの犯人の場合、先のブレンダのような、1種アンニュイな動機ではなく、明らかに計画的な犯行のようだ。そし自殺している。

そういえば、数年前のコロンバイン高校乱射犯の少年達や、去年のペンシルベニアのアーミッシュの学校を襲った男、いずれも自殺している。

それに比べ、やはり女はしぶといのか。

そして、サー・ボブ・ゲルドフは、今、ライブツァーならぬ、講演ツァーで大忙しとの事。

どんな事件が起きても、結局強いものが生き残るのだ。まぁ当り前か。

哀愁のマンデイ