かめバスに乗ったとき、運転席にこんな張り紙があった。

『私たちは地球の環境と未来のため、アイドリングストップ宣言をします!』

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おいおい、たかが停車の時エンジンを切る行為に、なぜそんな大仰なまくらことばが必要なのか。

最近の、マスコミなどのエコへの取り組みはなんだか狂信的だ。

エコにあらずんば人にあらずみたいな。

テレビやラジオで、話題が地球環境問題になると、思わずスイッチを切ってしまう。

地球環境やエコ活動を語る人の、いかにも上から目線の物言いや、
自分は立派なことを語っていると信じ込んでいる、呆けた顔を見たくないからだ。

人前では言えないから拙ブログで、ひっそりと叫ぶ。

「私はエコが大きらいだ―――!」

私自身は車に乗らず、なるべく歩いている。エアコンも一人の時はほとんどつけない。冬場も暖房はあまり使わないし、食品なども必要以上に買わない。

でもそれはエコのためではない。節約と自身の健康のためだ。

いつから日本人はこんな大仰な物言いをするようになったのだろう。

北極の白くまさんの未来なんて、知らないよ!

さて白くまといえば、私はアイス、「南国白くま」が大好きである(強引な展開)

かき氷のミルクかけに、パイナップル、みかん、あずきをのせたカップアイスだ(棒キャンディもあり)

その質素なたたずまいと、何ともたよりない甘さは郷愁を誘う。

ほこりっぽい田舎道で、歩きながら飲んだラムネ。川遊びで体が冷えた時、祖母が飲ませてくれたしょうが湯。香取線香の匂い。薄暗い蚊帳の中。

すべての記憶はたよりなく、そしてほんのり甘い。

クーラーのない部屋で、南国白クマをほお張りつつ、遠い夏の日に思いをはせながら、熱帯夜は更けていく・・・・。

南国