北京オリンピック開会式、楽しませてもらった。やはり、もろ『王妃の紋章』の世界だった。

「紙」「印刷」「火薬」「羅針盤」という中国四大発明に加え、「人海戦術」「ワイヤーアクション」と言った独自の技(?)も駆使し、凝りに凝ったそして迫力のある演出(火薬の量、はんぱじゃないし)、に、感心するも、もうおなか一杯という感じ。

この一歩間違えると悪趣味になるスレスレの感じが中国らしいというべきか。

それにしても2008人の太鼓とか、活版印刷、光のパフォーマンスなどのおびただしい人たち(彼らは軍人さんなのかな)

100パーセント、一糸乱れぬとは言えず、ごくたまにワンテンポ動作が遅れたり、暗くなるシーンで、光が消えるのがほんの少しずれてる人がいたりして、

「この遅れた人、きっと式が終わった後、上官から叱責をくらうだろうなぁ、可哀想に・・・」と思ったり。

体操王子が無事聖火をつけるまで、テロよりもドキドキの中国のパフォーマンスであった。ワイヤーがすべて