昨日、市立下関美術館に出かけた。

愛読している、はろるど・わーどさんのブログで、「狩野芳崖 〜悲母観音象への軌跡〜」が、下関美術館でも開催されるのを知り、以前から楽しみにしていたのだ。

この美術館は海に近く、いつも帰りは、すぐ近くにある、「天然温泉〜マリン温泉パーク」に立ち寄り、海を眺めながらお湯に浸るのが定番なのだが、今回は風邪気味のためパス。

?????作品については、はろるど・わーどさんの素晴らしい解説をお読み頂ければと思うが、私の感想としては、まず芳崖の11歳の時の作品に驚いた。

中国の偉人(誰か知らない)を模したものだが、その筆致のまあ、オヤジくさいこと。とても子供の絵には見えない。

栴檀は双葉より芳しというのは、まさに彼のことだろう。

???長府藩御用絵師の家に生まれ、優れた才能に恵まれながらも、明治維新の混乱期には、かなり苦労をしたらしい。

やがて、フェノロサと出会い、それまでの狩野派に、西洋画法を取り入れた作品を多く作るようになった。

『仁王捉鬼図』や『不動明王』など有名だが、私個人はどうも苦手だ。
素晴らしい作品とは思うのだが、西洋顔料をつかったそれは、なんかアニメーションぽくって、どうも落ち着かないのだ。

?????????そして念願の『悲母観音像』・・・・・。

・・・・・やっぱりいいわぁ。

最後、金箔の処理だけを弟子にゆだね、死んでいった芳崖。

まさしく絶筆となった観音様の前でおもわずつぶやいた。

その最期の、なんと気高くて美しいことよ。

????ζ???

市立美術館庭にある
芳崖の胸像