クライヴ・オーウェンは、好きな俳優だ。

映画『ボーン子連れ狼じゃないよ・アイデンティティー』の中で、眼鏡が素敵なスナイパー「教授」役が印象に残っている。

そんな彼の主演作『シューテム・アップ』のDVDを観た。

クライヴ・オーウェンが扮する謎の男、スミスは、偶然、殺し屋たちに追われている妊婦を見、助けようとする。

強すぎるだが妊婦は出産した後、殺され、今度は赤子を抱えたスミスが、なぜか殺し屋たちに追われるはめになる。

超人的な能力を発揮して、スミスは殺し屋たちに立ち向かうが、彼らの背後にはより巨悪な組織があったのだ・・・・・。

・・・・いやぁ、面白すぎ。もう87分間興奮しっぱなし。ありえない荒唐無稽なアクション、何万発あるんだよ弾薬の数、何で死なないんだよ!!不死身過ぎるやつら!!

まず冒頭に流れる音楽、ニルバーナの「Breed」にシビれた。

そして、弾薬が飛び散る中、赤子をしっかと抱きしめ、銃をぶっ放すスミ不死身のボススの姿には、昨年観た映画『レッドクリフPart1』の、超雲子龍の長坂橋のシーンを彷彿させる。

ていうか終始、スミスはあの「超雲子龍状態」なのだ。

彼と赤子には何の関係もない。ていうか、あかちゃんを守るのに義理なんてない。守りたいから守るんだ。その姿が潔い。

弾薬がいっぱいそして手を広げ2丁拳銃でぶっ放すシーン。もう、もろ香港アクション。鳩が飛べば完璧、ジョン・ウーの世界だ。

だがさすがアメリカ映画、香港より湿気が少ない。

スミスと赤子、またスミスとなじみの情婦の関係も、変に情にからむことなく、さっぱりと描かれているのが良い。

アクション、情愛、お色気のバランスが絶妙というか、だから途中だれることもないのだ。

眼鏡っ子のスナイパーさて、物語は漫画チックにどんどん話が大きくなって行き、どうなることかと思ったが、ラストのオチの付け方もGood!

ところで映画の中で、「指紋認識型の銃」が出てきたが、これはなかなかよいアイデアだと思う。持ち主以外は使えないのだから、万一盗難にあっても安心だ。

これって現実にはあるのだろうか。

シューテム・アップ [DVD]
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